アトピーの治し方

アトピーを治すための食事改善1 動物性脂肪(肉類、乳製品)を減らそう

更新日:

夏が近付いてきて、暑くなってきましたね。夏は汗で辛いから家にいたい……というアトピーっ子(男子・女子)たちも多いのではないでしょうか。でも、アトピーを治すためには運動をして代謝を上げることも大切なんですよー!(ダイエットと同じです。)個人的には、夏はアトピーを治すのにぴったりの季節だと思っています。

そんなわけで、夏なんてキライだ!と思っているアナタも、だったらアトピー治すのがんばるわ!ってアナタもまとめてこんにちは、管理人です。

食事を改善すればアトピーは治るって言うけど、具体的にどうすればいいの?というギモンをお持ちの方は『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』に詳しく載っていますので、ぜひじっくりと読んでみてくださいね。

今回は、食事改善の第一歩である「動物性脂肪(肉、乳製品)を減らす」ことについてお話ししたいと思います。



アトピーを治すために、動物性脂肪(肉類、乳製品)を減らそう

肉好き&乳製品好きの皆さま。今日はわたくしから残念なお知らせが……。

アトピーを治すために、お肉&乳製品とはしばらくお別れしてください。焼き肉もステーキもトンカツもハンバーグも、ケーキもアイスもチョコもクッキーも、とにかく全部です……。

あっ、でも一生じゃないですよ。アトピーの症状が落ち着けば、肌の状態を見ながら少しずつ食べられるようになります。なので、とにかくしばらくは、ってことですね。

肉と乳製品を食べるとどうして湿疹ができるのかは『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』を読んでいただくとして、私からは簡単に。
(というか難しくて、簡単にしか説明できません。すみません……(泣))

人間よりも体温の高い動物の脂は、人間の体内では冷えて固まりやすく、血液の粘度を高めて血液が流れにくくなります。(肉を食べ過ぎると血液がドロドロになる、という話をよく聞きますよね。)

体内に動物性脂肪の量が増えていくと、血液の粘度が更に高まって、皮膚温の低いところ(おでこやひじ、ひざの内側など)や弱っているところに沈着して湿疹ができたり、湿疹のあるところから動物性脂肪が滲み出て更に固まり、分厚い湿疹ができるのではないか、とのことです。

うう。説明が下手ですみません。

つまり、肉や乳製品を食べる→血液ドロドロ→更に食べる→更に血液ドロドロ→血液が滞って皮膚温の低いところや弱っているところに動物性脂肪が沈着→湿疹が出る、と。

それから、動物性脂肪(肉の脂肪や乳脂肪)には「飽和脂肪酸」が多く含まれているのですが、これは常温では固体で存在する脂肪酸です。

なので、動物性脂肪(飽和脂肪酸)は、リポ蛋白という植物油(不飽和脂肪酸)で作ったカゴのようなものに包まれて血液中を移動しなければならず、動物性脂肪を摂りすぎると体内の植物油(リノール酸)がどんどん使われて不足気味になってしまうのだとか。

皮膚の潤い成分であるセラミドにはリノール酸が含まれているため、リノール酸が不足することでセラミドも減少。これにより、皮膚がカサカサしたり粉がふいたようになるのではないか、とのことです。

つまり、肉や乳製品を食べる→血液中を移動するのに体内の植物油が使われる→潤い成分のセラミドが減少→カサカサ&粉をふく、と。

……少しはわかっていただけたでしょうか?

我が家の次女はこの春から小学校1年生になったのですが、給食で毎日のようにお肉を食べるようになり(お肉残してね、と言ってもやっぱり食べてきちゃうんですよー)、4月は鼻の下から口の周りにかけて、とにかくカッサカサ~の粉吹き状態。

くっそー、肉め……!!と思っていました(^-^; 今は4月よりも運動量が増えたせいか粉吹きはおさまっていますが、汗をかくようになったら今度は腕の関節が若干カユカユです。うーむ。恐るべし、肉。

では、具体的にどのようなものを減らせばいいのか確認していきましょう。

アトピーの食事改善 動物性脂肪で減らすもの一覧

肉類

牛肉、豚肉、羊肉、馬肉、鶏肉など肉そのもの。牛脂、豚脂(ラード)など。
ベーコンやウインナー、ハム、チキンナゲット、ミートボールなどの肉加工品。
ビーフエキスやポークエキス、チキンエキスなど肉のエキスが入っている加工品。
(例)チキンブイヨンやコンソメなどの顆粒だし、ドレッシングなどの調味料、カレーやクリームシチューのルー、五目ご飯のもとや鍋のもと、カップラーメンやスナック菓子など。
ゼラチンの含まれている加工品(マシュマロやグミなど)。

肉そのものはもちろんのこと、肉と一緒に煮込んだ野菜とか肉の脂が溶けていると思われるもの(ラーメンとかデミグラスソースとか)、とにかく肉が使われている料理全般(餃子とか春巻きとかコロッケとか全て)避けてください。

乳製品

牛乳、バター、チーズ、生クリーム、ヨーグルト。
グラタン、ドリア、シチュー、ピザ、クリームパスタなどの洋食全て。
チョコ、アイス、クッキー、ケーキ、ドーナツ、菓子パン、プリンなど加工品も含めて、ありとあらゆる全ての乳製品。
乳製品入りの飲み物(カルピスなど)。
私はちょっと細かいかもしれませんが、乳由来のホエイ(乳清)、カゼインNaなども避けています。

こう見ると、結構多いですね……。ど、どうでしょうか? できそうですか?

加工食品を買う時は、必ず原材料をチェックするクセをつけてくださいね。だんだん慣れてきますよ~。

自分の肌状態に合わせて、動物性脂肪をどの程度減らせばいいのか決めよう

「いやいや、肉と乳製品を全部食べないなんてムリやん!」とどうしても思ってしまう場合は、自分の肌状態に合わせて、減らす量を決めていくといいと思います。

一刻も早くアトピーを治したいから、気合いを入れて一切食べない

「赤く腫れてて、ブツブツが全身に広がってて、キズから膿が出てきて……とにかく痒くてたまらない! 一刻も早く治したいー!」という状況であれば、動物性脂肪(肉類と乳製品)を一切食べないことをおすすめします。

『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』にも書いてありますが、それまで動物性脂肪を摂り過ぎていた場合、かなり体にたまっている状態だと思うので、一切食べないようにしたほうが治りが早いんです。

ただ、肉と乳製品って美味しいものが多いので、食べられないとなると本当に辛いんですよね。気持ちは痛いほどわかります……。でも、アトピーが治るまでのことで一生食べられないわけではないし、ここをきっちりできれば、確実にアトピーは良くなります! しかも、動物性脂肪を食べなくなると、体重が自然に減っていくという女子には嬉しいダイエット効果もあるんですよ!

そこまでアトピーはひどくないので、ゆるく減らす

そんなにひどいアトピーじゃないし、一切食べないとなるとストレスたまっちゃうよーという場合は、家ではなるべくがんばって食べないようにして、友達と外食するときは、肉と乳製品もOKにするなど、自分のできる範囲でやっていってもいいかもしれません。

ただ、あまりゆるくやっていると、どうしても治るまでに時間がかかってしまうので、最初の1ヶ月は頑張るなど、短い期間でもいいのできっちりやるほうが効果は早く表れます。

『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』によると、

人間よりも体温の高い動物の脂肪は害になるのでなるべく食べないようにしましょう。鶏脂は凝固点も低めで、一緒にリノール酸も多く含まれるため、牛脂、豚脂、羊油よりは害が少なめです。

とのこと。

どうしても肉が食べたい……という時には、鶏肉を選び、茹でて脂肪を落としてから食べるなどの工夫をしてくださいね。

茹で時間3分♫ヘルシ~茹で鶏*香味ソース

野菜だけでも十分美味しい! アトピー向け野菜レシピあれこれ

「今まではお肉を食べるのが当たり前だったから、野菜だけだと何だか物足りないかも……」なんて方も、心配ないですよ!

野菜だけのレシピと言うと、マクロビオティックのレシピ本なんかを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、最近はクックパッドにもおいしいレシピがいっぱい載っているので、そのあたりをサクっと検索してもらえればOKかと。

例えば…
★水菜をもりもり食べちゃおう♪
居酒屋さんで教わった大根サラダ
トマトときゅうりのパクパクサラダ
パリッ!キュウリがウマっ!
パクパク♪大根のステーキ!
新じゃがの煮ころがし~田舎風~
みんな大好物!!ばぁばの甘辛ナス煮~~♪
タモさんのピーマン
もっちり~♪ねぎ焼き
フライパンで簡単~☆きんぴらごぼう☆~

軽く検索しただけでも、こんなにありました。これ全部、野菜+調味料だけでできちゃいます♪

これからは、トマトやきゅうり、とうもろこしなど夏野菜が美味しい季節になるので、素材の味を楽しむシンプルな料理がおすすめです。

食事の改善でアトピーを治すメリット

ここまで読んできて、あーめんどくせーなー、こんなのできるかなーとついつい思ってしまったアナタに、食事の改善でアトピーを治すメリットをご紹介します。

お金がかからない

食事の改善と言っても、特別なものを購入する必要はなく、今まで食べていた肉や乳製品を減らし、その分野菜たっぷりの和食に変えるだけ。余計なお金はかかりません。お肉や乳製品を買っていたお金で、美味しい野菜をたくさん買ってくださいね。

○○がアトピーにいい!とか○○がアトピーに効く!などという情報にも振り回されなくなるので、精神的にも随分楽になると思います。

アトピーに対する恐怖心がなくなる

アトピーの原因を追及することなく、とりあえずステロイドを使って症状を抑えこんでいると、いつまでたってもアトピーに対する恐怖心がなくなりませんよね。

「一体いつになったら治るのだろう」とか「いつまでステロイドを使い続ければいいのだろう」とか「効き目が弱くなったら、もっと強いステロイドを使わなければならなくなるのだろうか」とか……。

でも、食事の改善でアトピーがよくなるとわかれば、じゃあ、そこをしっかり見直せばアトピーも治るんだ!と思うことができるじゃないですか。(私は大げさじゃなく、一筋の光が見えたような気がしました。)

なぁんだ、今まで食べ過ぎてたのか、てへっ☆ みたいな気楽な感じでいいんですよー。

体の中にたまっているものが排出される

体って不思議だなぁと思うんですが、動物性脂肪が体の中に入ってこなくなると、体内にためこんでいた動物性脂肪を体の外に排出しようとする働きが強まるそうなんです。

これが食事改善の最大のメリット!

身体の中にたまっているものを全て出してしまえば、アトピーは良くなるんですよ。良くなったり、悪くなったり(今までたまっているものが外に出てきているだけなんですが一見悪くなったように見えてしまう)を繰り返しながら、本当に少~しずつ良くなっていきます。

一気に治したい!と考えるのではなく、「時間がかかってもいいから自分の力で治していこう」と考え方を変えることが大切なんですね。

それに、食事改善をすると、嬉しいことに新しい湿疹もできなくなってくるんですよ。『食べ過ぎると湿疹ができるのはなぜ? アトピーと食べ過ぎの関係』でもお話ししたように、アトピーは自分が食事をして余った栄養素が湿疹として表れているだけなので、食事を改善すれば余計な湿疹はできなくなるんです。

つまり、食事の改善をすると、「今までためこんでいたものが外に排出される」&「新しい湿疹ができなくなる」の2つの作用で、アトピーが治っていくというわけです。素晴らしい!

最初の1ヶ月で黄色いジュクジュクが減った。
次の1ヶ月で黄色いジュクジュクは透明の浸出液に変わった。
次の1ヶ月で浸出液が出ていた部分が乾いてきた、というようにアトピーは段階を経て治っていきます。だから焦りは禁物です。

ゆっくり、ゆっくり、自分の身体を信じて、アトピー克服を目指しましょう!

あちゃー、また長くなってしまいました(^-^; たんぱく質と植物油のことも書きたかったのに……! とりあえず、動物性脂肪(肉と乳製品)を減らすとアトピーは必ず良くなりますよ、という結論で終わりにしたいと思います。

ではでは、また次回お会いしましょう♪

関連記事:少食にすればアトピーが治る? 早く効果を出すためのプチ断食の方法

-アトピーの治し方

Copyright© カラダMEMO , 2018 AllRights Reserved.