アトピーの治し方

アトピーを治すための食事改善3 たんぱく質のとり過ぎに気をつけよう

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アトピーっ子(男子・女子)の皆さん、お肌の調子はいかがですか?

前回の記事「アトピーを治すための食事改善2 和食メニューを選ぼう」)では、毎日の食事メニーをこんな感じで決めていきましょう♪というお話をさせていただいたのですが、「なるほど、これならできるかも!」と思っていただけたでしょうか?

『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』には、アトピーを治すために必要な食材、毎日摂りたいもの・摂り過ぎ注意のものなどが詳しく載っていますので、まだ持ってないよーという方はぜひこの機会に購入して、ご自分で確認してみてくださいね。

ところで今日は、娘たちが「パン食べたい!」と朝からパン祭りな気分だったらしく(そういう時に限って家にパンがない)、近所のパン屋でパンを買ってきました。

最近、美容雑誌などで取り上げられている「小麦オフダイエット」ってご存知ですか?

小麦(=グルテン)は血糖値を急上昇させるから太りやすくなるとか、小麦に含まれる「グリアジン」の働きで食欲スイッチが入ってしまうから小麦を控えたほうがいいとか、「小麦は太るからやめたほうがいいよ」という考え方がじわじわと人気を集めていますよね。

確かに、『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』でも、小麦よりも血糖値の上昇が緩やかなご飯を食べることが推奨されていますし、私としてもアトピーにはパンは週2回くらいまでがいいんじゃないかと思っているのですが。

でも、ですよ。
やっぱり人間なので、パンが食べたい時ってあるじゃないですかぁぁぁ(夕日に向かって叫ぶ風)

そんな時は、フランスパン! フランスパンに頼るといいですよ!

大抵は、材料がシンプル(肉も乳製品も卵も植物油も入ってない)なので、普通のパン屋さんでも買えます。(ただし、原材料チェック必須!)

というわけで、私が買ってきたパンはこちら、どん!(いや、ふつーですけどね(^-^;)


最近流行りの糖質制限ダイエットも、糖質(主食)を減らすかわりにおかずをたくさん食べることになるので、アトピーがひどい時には、くれぐれもおかずを食べ過ぎないようにしてくださいね。

たんぱく質の1日の必要量はどれくらい?

「厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」(P8参照)によると

【たんぱく質の推定平均必要量(1日)】
<男>        <女>
1~ 2歳  15g    1~ 2歳 15g
3~ 5歳  20g    3~ 5歳 20g
6~ 7歳  30g    6~ 7歳 25g
8~ 9歳  30g    8~ 9歳 30g
10~11歳 40g   10~11歳 40g
12歳以降 50g        12~14歳 45g
15歳以降 40g

ちなみに、これって食品の重さじゃないですよ。食品中に含まれるたんぱく質の重さの1日分です。でも、これだけ見ても何をどれだけ食べればいいの?って思っちゃいますよね。
『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』によると、

(例)1日のたんぱく質必要量が40g(10~11歳の男女、15歳以降の女性)の場合
ご飯180g×3回(14.5g)、魚50g(10.0g)、卵30g(3.7g)、しらす干し8.2g(3.3g)、納豆30g(4.9g)、野菜240g(3.6g)
(ただし、卵は摂り過ぎ注意食品)

()の中が食品中に含まれるたんぱく質量です。

どうですか? この1日分の量を3食に分けて食べるので、案外少ないですよね。たんぱく質って実はこのくらいでいいそうなんです。

例えば小学校低学年のお子さんの場合は、1日の必要量が30gなので、この例よりももっと少なくていいですよね。

それから、たんぱく質を摂る時には、動物性は魚を中心に40~50%、植物性はご飯で30~40%、大豆製品や野菜などで20%というバランスで摂るといいとのだとか。

あくまでもこれらの数値は目安なので、「アトピーを治すための食事改善2 和食メニューを選ぼう」でご紹介した通り、穀物5:野菜3:たんぱく質1のバランスを守って、メニューを考えていくといいと思います。

あとは減らし過ぎにも注意が必要です。特にお子さんの場合は成長期でもあるため、たんぱく質は必須。『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』にも、魚は良質なたんぱく源なので、なるべく毎日食べたほうがいいと書いてあります。

それにしても、ここまで具体的にアトピー改善のための食事を教えてくれる本ってなかなかないですよね。いつも「飛んで行け!の会」ありがとー!!と心の中で思っている私です。



我が家の長女は、幼稚園時代、たんぱく質過剰型のアトピーが出ていました

アトピーの原因とか症状って本当に人によってさまざまだと思うんですが、我が家の上の娘の場合は、たんぱく質過剰型でした。

赤ちゃん時代は小麦・卵・乳製品に食物アレルギーがあり、授乳をしている私も含めて完全除去をしていました。今では生卵と乳製品以外はOKになりましたが、やっぱり食物アレルギーがあると、いかに除去をカンペキにするか、いかにそれ以外のもので栄養を摂るかということで頭がいっぱいになっちゃうんですよね。

で、カンペキに除去しているのに、アトピーが少しずつ広がっていって、当時は「こんなに除去してるのにどうしてアトピーが出るの?」って思っていました。

2歳の頃に耳切れ&汗疹から始まって、幼稚園の年少で中耳炎(これ長かったです。後から原因はアトピーと同じだと気付き、自然治癒)、年少の夏頃から少しずつ腕の関節にプツプツとした細かい湿疹が出るようになり、年中になってから一気に爆発。

ガマンできなくて、かきむしって腕はジュクジュク、手首も同じように痒くて湿疹ができ、目の下からは膿があふれてく~る~。
見た瞬間、うわわわわわわって思いました。

顔がジュクジュクするのは本当にかわいそうで、見ていて辛かったです。目の下、口の周り、あご、首にあちこちキズができて膿が出てくるんですよね。頬には小さなプツプツができていて腫れていて、当時は幼稚園に行ってたんですが、ひどい時には休ませたりもしました。

結局、原因は、除去ができていないからではなく、「たんぱく質の摂り過ぎ」だったんですが、それがわかるまでに随分時間がかかってしまいました(^-^;

その頃ちょうどマクロビオティックが体にいい!と色々取り入れるようになっていたので、玄米、雑穀、大豆製品、お魚と気付かない間にたんぱく質の摂り過ぎになっていたんです。(良かれと思っていたことが逆効果……気付いた時にはヘコみました。)

『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』によると、玄米は白米よりもビタミンやミネラルが豊富ですが、植物油も多いため人によっては害を受けやすいとのこと。

うちの娘、めっちゃ玄米を食べてましたよ……。おやつも玄米煎餅とか玄米甘酒とか食べてましたよ……。ジュクジュクの原因はこれか!って思いました。

で、そういう食べ過ぎていたものを減らしつつ、なるべく外で遊ぶようにするなど運動量を増やしていったら、徐々にジュクジュクとした膿がおさまっていって(もちろん噴き出しはあるので、良くなりつつ、また症状が出つつという感じです)、5ヶ月後には小さなキズは残っているものの随分キレイになっていました。(ステロイドは使ってなかったですが、それでも症状が落ち着くまでに5ヶ月かかりました。)

いかがでしょうか? うーん、子どもでもそんなにかかるのか……先長いよ……って感じでしょうか(^-^;

でも、ジュックジュクで膿があふれていた部分が、ただ食事を改善しただけでキレイに治るってすごいと思いませんか? そばで見ていた私でも、不思議な感じでした。人間の自然治癒力ってすごいなぁって。

アトピーの食事改善期間はいつまで?

アトピーを治すためには、食事の改善が必要。でも、いつまでやればいいの? 期間はどのくらい?っていう部分がやっぱり気になりますよね。

えー……答えはですね……

症状が出なくなるまでです。(キッパリ)

実際は、治った後もずっとやっていったほうがキレイな肌を維持できるんですけど、一度キッチリ治してしまえば、あとはゆる~くやっていっても肌の状態をコントロールできるのではないかと。(ゆるゆるにやりすぎると、また症状が出ちゃいますが)

ま、こればっかりは、体にたまっている余分な栄養素の量、どの程度きっちり食事の改善ができるのか、ステロイドの使用歴、体格や運動量など個人差があるので、ぶっちゃけ「とりあえずやってみて、体と相談!」としか言えないんですが、大人と子どもであれば、子どものほうが治りは早いと思います。

というのも、子どもの場合、わりとアトピーの原因が単純(「揚げものとスナック菓子の食べ過ぎだわ!」とか「肉の食べ過ぎだわ!」とか)でステロイドの使用歴も浅いことが多く、新陳代謝も活発なので大人に比べると比較的治りが早いんです。(早いと言っても、最低でも1ヶ月は必要)

でも、大人になると、肉も乳製品も揚げ物もスナック菓子もあれやこれや食べ過ぎてて、おまけに何年もステロイドを使って症状を抑え込んでいたりもするので、治るのにもそれなりに(私の感覚だと、3ヶ月、半年、1年、1年半、2年というスパンで少しずつ良くなっていきます。)時間がかかるんですよね。(そんなにかかるの?って泣かないでー。時間はかかっても絶対治るから大丈夫です!)

上の娘が、食物アレルギーがあることがわかり、「しばらく除去しましょう」と小児科で言われたときに、思わず「しばらくってどのくらいですか?」って聞いちゃったんです。(娘は、小麦、卵、乳製品に反応が出ていたので、授乳している私も、その3つを全て除去することになったんですよ。そりゃあ除去期間が気になるじゃないですか(;´Д`))

そしたら、先生が少し考えた後で、「とりあえず3ヶ月。体が変わるには、最低でも3ヶ月はかかります。」と言ったんです。
で、3ヶ月マジメに除去したところ(辛かった!)、3ヶ月後の血液検査では、全ての数値が改善されていました。

アトピーの食事改善も同じです。
身体が変わるには、最低でも3ヶ月はかかる。だから、まずは1ヶ月きっちりやってみよう。本当に症状が良くなっていくのか見てみよう。

そんな気持ちで、やってみてくださいね~。

あっ、また長くなってしまいました。私の話はこのへんで……。

とりあえず、アトピーを治すためには、動物性脂肪を減らすと同時に、たんぱく質の適量を見つけることも大切だよということで終わりたいと思います。

ではでは、また次回お会いしましょう♪

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