アトピーの原因・症状・治療方法などを中心に、体にいいことをまとめた備忘録

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アトピーの治し方

アトピーを治すための食事改善2 和食メニューを選ぼう

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アトピーっ子(男子・女子)の皆さん、お肌の調子はいかがですか?

実は、私の姉もアトピー女子でして2人で会うとよくアトピー談義をするんですが、私が「アトピーって食事の改善でよくなるのに、どうして浸透しないのかな?」って言ったら、「そりゃそうだよ~。食事の改善なんて、時間はかかるわ、努力が必要だわで、もっと楽な方法で治らないかって考えちゃうんでしょ。ダイエットと一緒!」と即答されました(^-^;

(もちろん、姉も『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』で食事の改善をして、すごーく良くなったんですよ♪ 学生時代からOL時代にかけては涙ものでした……。)

な、なるほど……。言われてみれば、確かにそうですよね。

ダイエットだって、「腹八分目を心がける」とか「間食を減らす」とか「運動を増やす」とかわかっちゃいるけど、もっと楽にやせられる方法はないかなってつい考えちゃいますよね。

前回の記事、『アトピーを治すための食事改善1 動物性脂肪(肉類、乳製品)を減らそう』に、めっちゃ色々詰め込んじゃったんですけど、「そんないっぺんにできんわ!」なんて思ってたりしないでしょうか?(心配)

そんなわけで、食事の改善めんどくせーって人も、アトピーが治るなら何でもやるよ!って人もまとめてこんにちは、管理人です。

前回に引き続き、今回はアトピーを治すための食事改善 第2弾ということで、アトピーを治すための具体的な食事メニューについてご紹介します。



和食メニューでアトピー改善&やせ体質に

「アトピーを治すためには、とりあえず動物性脂肪(肉と乳製品)をとらないほうがいいってことはわかった! でもそんなこと言ってたら、食べるものがなくなっちゃうよー」とお嘆きのアトピーっ子(男子・女子)の皆さん、ご安心あれ。

私たち日本人には、和食があるじゃないですか!

アトピーを治したいと思ったら、洋食をやめて和食にする。たったこれだけ!

とは言え、ちょっとしたコツがあるので、詳しく見ていきましょう。

アトピーを治すための食事は、穀類:野菜:たんぱく質=5:3:1

『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』では、アトピーを治すための基本的な食生活を「飛んで行け!食」と名付けています。

お米や雑穀などの穀類を5、副食として旬の根菜、葉野菜、海藻をいろいろと取り混ぜたものを3~2、そして新鮮な魚介類や大豆製品、卵などのたんぱく源食品を1という割合の基本にしましょう。5:3:1の割合は調理後の見た目の量です。

(中略)体格や運動量、年齢によって食べる量は違いますが、ご飯の量で調節するのではなく、比率は崩さずに全体量を調節します。

で、大事なことはどの程度の量を食べればいいのかということ。

飛んで行け!食では、平均的な体格・運動量の成人1食あたりの目安として、

5 穀類(ご飯。片手で無理なく持てる大きさののお茶碗1~2杯)
3 野菜(具だくさんの味噌汁と野菜のおかずを1~2皿)
1 たんぱく質(魚を小1切れ)または同等量の大豆製品、または同等量の卵 のいずれか1皿

としています。

どうですか? たんぱく質ってどれか1皿? そんなに少なくていいの?って思った方もいるんじゃないでしょうか。

そうなんです! たんぱく質の摂り過ぎも、アトピーの原因の一つ。たんぱく質を摂り過ぎないようにすることも、とっても大切なんですよ。

特に、幼稚園児のお子さんや小学生のお子さんがいる家庭では、成長期だからとついおかずをたくさん食べさせすぎてしまい、アトピーが悪化してしまうこともあるそう。(うちの上の娘が、まさにこの「たんぱく質摂り過ぎタイプ」でした(^-^;)

例えばお魚をたんぱく源にするなら……

  • ご飯、具だくさん味噌汁、鮭の塩焼きと大根おろし、ひじきの煮物、ほうれん草のおひたし
  • ご飯、具だくさん味噌汁、たいと野菜の中華蒸し、さやいんげんのごま和え、白菜の漬け物
  • ご飯、具だくさん味噌汁、かれいと根菜の煮つけ、小松菜のおかか和え、キャベツの浅漬け
  • ご飯、具だくさん味噌汁、ほたてと野菜の炒めもの、きんぴらごぼう、たくあん

こんな感じの「ザ・和食」っていう王道メニューなら、わりと簡単に取り入れられますよね?

まずはご飯、それから野菜たっぷり+お魚(もしくは大豆製品か卵)といった感じでメニューを組んでいくのがコツです。汁物は、味噌汁だけではなく、野菜スープや卵スープ、豆腐のすまし汁など色々変えていいと思います。

ただ、卵や豆腐を使うならお魚は少しにしようとか、今日は納豆を食べたいけど腕が痒いからお魚はやめておこうとか、とにかく最初のうちは自分の肌の状態と相談しながら「適量」を見つけていくことが必要です。

詳しいメニューの決め方、おすすめのレシピ本についてはこちらにもまとめてあります。
アトピーにおすすめの食事メニュー(献立)って? 簡単レシピ本まとめ

アトピーを早く治すためには、自分の体に合った食事量を見つけることが大切

『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』には、「食事日誌拝見」というページがあり、「5ヶ月男児の母(母乳なので母の食事内容)」、「小学1年生男児」、「高校2年生男子」などいくつかの年代別に、実際の一週間の食事メニューを見ることができます。

この中で、バランスのよい食事には「よくできました!」マークがついているのですが、私はとにかくそのメニューをじっくり見て、じゃあうちの子の場合はどうしたらいい? うちの子の適量はどのくらい?と常に考えるようにしていました。

私は案外(?)マジメなので、当時は簡単な食事日誌&症状日誌もつけていました。これ地味に面倒くさいんですが、自分の食事メニューを客観的に見ることができるようになるので、ぜひ手元に『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』を置いて、やってみてほしいなぁと思います。

このくらいで大丈夫かな?と思っても、寝る前にやっぱり子どもが痒がったりして、ちょっとお魚が多かったかなと反省したり、でも減らし過ぎも良くないし……などと悪戦苦闘したことをよく覚えています(^-^;

『食べ過ぎると湿疹ができるのはなぜ? アトピーと食べ過ぎの関係』にも書きましたが、食事改善を始めたばかりの頃は、とにかく「湯船の水がいっぱい(体の中の栄養素が余ってる)の状態で、ちょっと水が入ってきたら(食べ過ぎたら)すぐあふれる(湿疹ができる)」ので、個人的には、20歳以上であれば最初の1週間は思いきってかなり少食にするのがいいではないかと思っています。(1日目は朝昼夜と3食市販の青汁だけで過ごして、胃腸を休めるとか)

食事改善は、一度身についてしまえば、一生ものです! すごく自信になりますし、「自分で治すことができた」という経験が生きるので、二度とアトピーが悪化することはないですよ。

関連記事:少食にすればアトピーが治る? 早く効果を出すためのプチ断食の方法

アトピーには、1970年代の食事がいい?

この間、古い雑誌に目を通していたら、美容雑誌『FYTTE』(2014年6月号)に「やせる食べ方は1975年の日本食に学べ!」という記事が載っていて、これがアトピー改善のための食事にもぴったりだったので、こちらもちょこっとご紹介♪

1975年の食事は今と比べ、お米を中心として、豆類、果物、魚介、海藻が多く使用されていました。これらの食材を取り入れて食生活を見直せば、吸収・代謝機能がどんどん変化し、食べたものを燃焼しやすい体質になれるでしょう。

1975年の食事は今よりも加熱調理の野菜をたっぷり摂っていて、逆に肉類、乳製品、油脂類などは少なかったそうです。アトピーを治す&やせ体質になるためには、昔の日本人が食べていた一汁三菜の和食がいいんですね♪

アトピーの食事改善のコツ コンビニでも和食メニュー

一人暮らしの大学生や仕事が忙しいサラリーマン、OLの方などは、コンビニを利用したり、外食したりする機会も多いと思います。アトピーで食事改善をしようと思ったら、最初はなるべく少食にして、症状が少し落ち着いてきたら手料理で少しずつ「飛んで行け!食」を始めるのが一番いいと思うのですが、なかなかそううまくはいかないですよね。

そこで、コンビニ食で「飛んで行け!食」にする場合には、どんなものを選べばいいの?ということを具体的に見て行きたいと思います。

えっと、本音を言えば、アトピーの場合は食品添加物にも気をつけたほうがいいと思うのですが、それより何より「動物性脂肪の摂り過ぎ」「たんぱく質の摂り過ぎ」「植物油の摂り過ぎ」を真っ先に改善したほうがいいと思うので……。

いずれは、そういう部分にも目を向けていくといいと思います♪

まず、コンビニのお弁当はお肉や揚げ物が多いのでNG。おにぎりやサラダなどを単品で買いましょう。パスタやグラタン、ドリア、サンドイッチ、菓子パンなどお肉と乳製品が使われているものはもちろんNGです。買う前に、必ず原材料のチェックを!

おにぎりを選ぶなら

梅干し、わかめ、おかか、鮭など

昆布はグルタミン酸が多く、たんぱく質過剰の湿疹が出やすいそうなので、症状がひどい場合は昆布おにぎりは避けたほうが無難です。うちの子は昆布おにぎり食べると痒くなりますよ~。

それから、もち米でできている赤飯も、一般的なうるち米のおにぎりよりはたんぱく質量が多いので、我が家では食べ過ぎ注意ということにしています。

麺類を選ぶなら

ざるそば、とろろそば、ざるうどん、そうめんなど

ざるうどんなどに揚げ玉がついている場合は、避けてください。たんぱく質過剰型の場合、そばも高たんぱくで痒くなる可能性があるので、症状がひどいときはうどんやそうめんなどがおすすめです。

サラダを選ぶなら

ツナサラダ、グリーンサラダ、わかめサラダ、トマトサラダなど

「ツナサラダはツナとゆで卵が入っているから、ゆで卵は食べないでおこう」など肌状態に合わせて工夫を。

植物油を摂り過ぎている場合は、添付のドレッシングはかけず、自分で購入したノンオイルドレッシングをかけてもいいかもしれません。

マヨネーズ系のサラダは摂り過ぎ注意です。症状がひどい場合はしばらくガマン。

惣菜&汁物を選ぶなら

ひじきの五目煮、枝豆、冷奴、インスタント味噌汁など

和食は、豆腐や油揚げ、厚揚げなど大豆製品がどうしても多くなりがち。豆類も摂り過ぎないように全体のバランスを見て決めましょう。

おやつを選ぶなら

甘栗、フルーツゼリー、みたらし団子、わらび餅、豆大福、白玉ぜんざい、醤油せんべい(植物油が使われてないもの)など

和菓子は砂糖の量も多いですし、小豆でたんぱく質過剰の湿疹が出ることもあるので、あくまでも自分の症状と相談しつつ選んでください。

おでんは、一見、大根やこんにゃくなら良さそうに思えますが、だしにウインナーや練り製品の油などが溶け込んでいるので、症状がひどい場合はやめておいた方が無難です。

どうでしょうか? 何となくメニューの選び方がわかってきましたか?

今までコンビニでチキンやフランクフルト、中華まんなどお肉たっぷりのものを買っていた方は、最初は物足りなく感じるかもしれませんが、症状が落ち着いてくるとうれしくて、「がんばって、この食事を続けよう!」と思えるようになると思います。

最初に汁物を飲んで胃腸を落ち着かせてから、ゆっくり噛んで食べるようにしてみてくださいね。

アトピーの食事改善のコツ 外食でも和食メニュー

外食……これが結構厄介なんですよね(泣) 正直なことを言えば、症状が落ち着くまでは、外食はやめておいた方がいいと思います。

風邪をひいた時、無理をして学校に行ったり会社に行ったりしてると、風邪がずるずると長引いてしまって、いつまでたっても治らなかったりしますよね?

アトピーもそれと同じで、最初にきっちり食事改善をしないと、なかなか治らない……という状態に陥ってしまいます。

うちの娘は、2人ともくら寿司が大好きなんですが、やっぱり行った後は、腕の関節の痒みが大きくなって、夜中にかいてたりします(^-^;

でも、そうはいっても付き合いがあり、なかなか断りにくいということもありますよね。小学生くらいまでは、親が管理できるかと思うんですが、中高生くらいから学校帰りにお友達とお店に寄ったりすることも出てくるでしょうし。

中高生だと、マック、ケンタ、モス、ミスド、スタバ、吉野家やすき家などの牛丼屋、ココイチなどのカレー屋、ファミレスなども?

大学生や社会人だと、これに加えてイタリアンやフレンチレストラン、くら寿司やスシローなどの回転寿司、牛角などの焼き肉屋、ラーメン屋、居酒屋などにも行ったりするでしょうか。

どのお店も、お肉と乳製品が当たり前のように使われていますよね……。なので、外食は自分の肌症状と応相談ということで、赤く腫れていたりジュクジュクとした膿が出てくるような場合は、しばらく外食はお休みしたほうがいいかもしれません。

定食があるお店や、うどん屋・そば屋などを選ぼう

私の経験だと、外食で無難なのは定食があるお店(大戸屋などの定食屋、ファミレスなど)、あとはうどん屋やそば屋です。

例えば、デニーズだったら金目鯛の西京焼き膳を頼み、症状によってはお魚を半分にするとか、とにかくお魚の定食を選んでおけば安心です。

うどん屋やそば屋なら、やっぱりざるうどん、ざるそばですね。温かいうどんやおそばは、鶏の出汁を使っているところもあるので、シンプルなものを選ぶのが一番。

でもでも、やっぱりハンバーガーが食べたいんだよぉぉという場合は、モスバーガーのモスライスバーガー 彩り野菜のきんぴらあたりで何とか折り合いをつけるとか……。(※肉は使われていませんが、乳糖が含まれているので原材料表示に乳があります。)

関連記事:豆乳スイーツならアトピーでもOK!? モスバーガーのマンゴーロールケーキを食べたよ!

あとは、都内のマクロビオティックカフェやオーガニックカフェなどに行くと、肉や乳製品が使われていないメニューが多いので、食べられる範囲も増えると思います。ただし、マクロビオティックカフェでは大豆製品(豆乳など)が結構使われているので、たんぱく質過剰タイプの湿疹が出ている場合は注意が必要です。

症状が落ち着いてきたら、食べ過ぎに気をつけつつ回転寿司などにも行けるようになると思います。スタバであれば、ソイラテもOK。

でも、あくまでも症状が落ち着いてきたら、です。症状がひどい場合は、何を食べてもすぐに悪化するので、まずは「湯船の中の水を減らす(体の中の余った栄養素を減らす)」ことが大切です。

うわー今回も長いですね。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます! アトピーのことになると、つい熱くなってしまう自分がいます。

というわけで、アトピーを治すためには、和食メニューを選ぶといいよという結論で終わりにしたいと思います。

ではでは、また次回お会いしましょう♪

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