アトピーの原因・症状・治療方法などを中心に、体にいいことをまとめた備忘録

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質問への回答・メッセージ

【ご質問のお返事】長女の手首のアトピーについて疑問を持ったAさんへ

更新日:

ご無沙汰しております~。

ブログを更新しようと思ったら、20年近くアトピーだというAさんからご質問をいただいたので、まずはAさんへのお返事を先に。



アトピーの人の肌は浅黒い!?

長女の手首の記事を見ていただいたようで、ありがとうございます!
【経過報告まとめ】手首のアトピーがすっかり治ったよ!

Aさんは、長女の手首の写真を見て「これってアトピー?」と疑問を持たれたそうで……。

うんうん、あの写真だけ見たら、一般的なアトピーの湿疹とは違うように感じるかもしれませんね。わかります!(長女は食事に気を付けているおかげで部分的にしか湿疹が出ないので、アトピーといっても軽症の部類に入るのかもしれません)

でも、「原因不明のかゆみのある湿疹が何度もできて、なかなか治らない(しかも血が出るほど、かきむしってしまう)」という点では、娘の湿疹も立派な(?)アトピーだと思います(実際、治るまで何ヶ月もかかってますし……)。

長女の場合、実は結構アトピー歴が長くてですね(^-^;

0歳児の頃から汗疹がひどく(首と腕の関節)、2歳の頃には耳切れ、幼稚園年少のときに外耳炎と中耳炎、年中から年長にかけて顔・手首・腕の関節にジュクジュクの湿疹(手首と腕の関節は、寝るとき包帯グルグル巻き)、小学生時代は首と手首に湿疹&頭皮にかさぶたと細かいフケ……と意外と色々な症状が出ているんですよ。

周りをカットしてあるので写真が小さくて見にくいですが……4歳の誕生日の頃の写真です。
20090301_023

とにかく顔中かゆくて、右目の下、右頬、口の周りなど、あちこちに赤い湿疹が出ています(下唇にも傷ができて割れていいます)。この赤い湿疹からジュクジュクとした膿が出てくるようになり、どんどんひどくなりました(ピークはこの2ヶ月後。でも、食事の改善と運動系の習い事(スイミング)でその後半年でキレイに)

アトピーという言葉自体、「特定されていない」「奇妙な」という意味のギリシャ語「アトポス」から由来されているように、一言で「アトピー」といっても、湿疹の出る場所も湿疹の種類も原因も本当に人それぞれだと思うんですよね(長女の場合、たんぱく質過剰型なので、ジュクジュクしやすいです)。

Aさんからいただいたメールには「私がよく見るアトピーの方って顔や喉の辺りが浅黒くて肌が厚くなってて健康な肌の人達とは明らかに違うんです」「娘さんの写真を見る限り肌の色は普通ですが…」と書いてありましたが……。

娘の場合、食事に気を付けているからこそ、今は色白でキレイな肌をキープできていますが、小学生の頃は給食の肉のおかずの影響で、首の右側や左側に湿疹が何度もできて、掻いた部分が色素沈着して浅黒くなってたんですよ~。(でも、湿疹がなくなった今はキレイです)

夫が「跡が残ったらどうするんだ!」とキレ気味に言ってきたことが何度かあり、喧嘩になったりもしましたし(^-^;

娘だって、お肉を食べまくったりすれば、肌が浅黒くなる可能性だって十分あるんです。

Aさんは、『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』はお持ちでしょうか?

この本の「あなたの湿疹はどのタイプ?」というページの「動物性脂肪過剰型」の項目のところに、こんな記述があります。

この脂肪が血液中で冷えて固まってくると、血液の粘度は増して流れが悪くなり、酸素の供給量も減少して、血液の色も鮮やかな赤から黒っぽい色に変わってきます。そのため肌の色は黒っぽくなり、冷え性や低体温も起こります

私の印象だと、動物性脂肪(肉や乳製品)の摂りすぎによるアトピーは、肌が浅黒くなったり、肌が厚くなって象のようなゴワゴワした感じになる気がします(私の父と姉もアトピーがひどかったんですが、やっぱり浅黒くなってました)。

Aさんご自身も肌が浅黒いとのことなので、もしかしたらAさんのアトピーは動物性脂肪過剰型なのかな……?と思ったりしました。

『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』には写真付きで実例も載っているのですが、実際に食事の改善で肌の浅黒さが軽減された方もいらっしゃるんですよ。

98年12月
たくさんの野菜を食べ、飛んで行け!食を実践するとアトピーはやっと飛んで行った。しかし、まだ体全体の色が黒い。(日焼けではありません)

99年5月
皮膚科で植物油を控えるように言われて実践していた息子だったが、新鮮な植物油も必要なので適量は摂るように勧めると、色が白くなりとてもきれいな皮膚になった
リノール酸はメラニン色素の合成を抑えます

『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』には、湿疹の種類やアトピーの原因などがとても詳しく載っています。まだ未読のようでしたら、ぜひぜひ一読してみてください!

食事の改善&運動を徹底するのと、アトピーの症状が出ているのと、どちらが辛い?

それから、娘たちの食事の見直しと運動について、Aさんから「食事制限や運動をそこまで徹底する必要あるのかなと思いました…。娘さんが本気で良くなりたいと思ってらっしゃるならいいんですけど。私なら辛いです^^;」という感想をいただきましたが……。

ああああ。これもね、わかります。うん。

今まで普通に好きなものを食べていたのに、いきなり少食にしたり、肉やら乳製品やら一切やめたり、魚や大豆製品の摂りすぎに気をつけなきゃいけないってなったら、そりゃあ辛いですよね。

私も乳製品(チョコもアイスもケーキもパンも……)が本当に好きだったので、Aさんのお気持ちわかります。

長女が1歳のときに食物アレルギーが発覚して、小児科の医師から「授乳してるお母様も、今日から小麦と卵と乳製品を完全除去してください」と突然宣告されたときの悲しみといったら……(断乳後は、自由に食べられるようになってうれしかったです!)。

Aさんは「食事制限」とおっしゃってますが、まぁそうなるのかな? 何でも好きに食べてらっしゃる方から見たら、我が家の食事は結構制限が多いのかもしれません(ただ、長女は乳製品にアレルギーがあるので、そもそもアトピー関係なく乳製品抜きの食事です)。

でも、案外私はすぐに油断してしまうというか、皆さんお気付きのようにアトピーブログを書いてるわりには失敗談も多くて、そこまで徹底しているわけではないんですよ(もっとしっかりがんばりモードにしてらっしゃる方も多いです! 我が家はおやつも結構食べてるほうだと思います。今、長女の右耳、外耳炎ですし(^-^;)。

長女は、自分の肌が色白でキレイなことを自慢に思っていて「私の顔ってツルツルじゃない? 肌キレイってよく褒められるんだよね~」と言ってます。

それを聞くたびに、幼稚園時代、アトピーがひどかったときに「顔が赤い人、手を上げて~!」とクラスの子にからわれたことを思い出して、アトピーがキレイになって本当によかったなぁと心から思います。

長女は、小学生になってからも、同級生の男子に「首にブツブツあるね」って言われたり、クラスの友達に「手首どうしたの?」って聞かれるたびにイヤだったって言ってました。(わりとナイーブというか神経質な子で、人に言われたことをものすごく気にするタイプなのです)

今回、Aさんからメールをいただいて、「うむむ……。もしかしたら、この食事は私の押し付けなのか!?」とちょっと気になったので、今朝、娘たちに「好きに何でも食べられるけどアトピーが出てて薬でコントロールするのと、今みたいに食事に気をつけなきゃならないけど肌がキレイで何もつけなくていいのと、どっちがいい?」と聞いてみました。(娘たちはステロイド剤は使ったことはありませんが、アトピーがひどい状態も、肌がキレイな状態も、どちらも経験しているので)

長女は「そりゃあ、アトピー体質じゃなかったらもっと色々食べられてよかったなぁって思うときもあるけど、やっぱり肌がキレイなほうがいいよ。この間も○○ちゃん(クラスメイト)に、毛穴目立たなくて肌キレイって褒められたし!」と言ってました。(鼻の毛穴について議論になったらしいです。中学生女子ですね~(^-^;)

そして、「乳製品は、どうせアレルギーで食べられないし、肉がそこまで好きかって聞かれたら、まぁたまには食べたくなるけど、豆腐ハンバーグとか納豆巻きとか豆乳パスタのほうが好きだから。それにさ、幼稚園のときの顔のアトピー、ちょっとヤバかったよね。今、あれだったらキツイ」とのこと(男子の目線が気になるお年頃)。

次女は「小さかったとき、首の真ん中が切れちゃって、お風呂で泣いたでしょ? あれね、すっごく痛かったの。だから肌がキレイなほうがいいよ。でも給食の唐揚げは1個は食べちゃうけどね! あと普通のケーキは好きだけど甘すぎてたくさんは食べられないから、たまに食べられればいいよ」と言ってます。

次女はアレルギーはないので、お友達の家でクッキーやチョコのおやつが出たら少しは食べますし、時々、夫と一緒にミスドのドーナツを食べたり、頂き物のバームクーヘンを食べたりもします。

でも、何も考えずに好きなだけ食べるのと、「アトピーが出るから気をつけよう」と意識して量を考えつつ食べるのでは、肌への影響が全然違うと思うんです。

ぶっちゃけ本音をいえば、何を食べても肌に影響が出ない体質だったら、それが一番いいんですよね。私だって、娘たちがアトピー体質じゃなかったら、今でも肉とか乳製品、バンバン食べてたと思います。

でも、アトピーが出やすい体質っていうのは生まれもってのものだと思うし、ずっと変わらないじゃないですか。自分はずっと自分の体で生きていかなくてはならない。だとしたら、やっぱりやれるだけのことはやりたいんです。私は、娘たちを産んだ母親として、ベストを尽くしたい。

【経過報告まとめ】手首のアトピーがすっかり治ったよ!を見ていただくとわかるように、長女は結局、夏が終わるまで手首に湿疹ができていました。

クラスメイトに「そこどうしたの?」と突っ込まれるのがすごくイヤだったらしく、キレイになってよかった~と言ってましたよ(*^-^*)

もしかしたら、「アトピーは出てるけど、何となくステロイド剤で抑えつつ、アトピーは治らないものだと諦めて折り合いをつけて、好きな物を食べて生きていく」という選択肢もあるのかもしれません。

でも、長女と次女の人生は、まだ始まったばかり。

これから勉強をして、高校・大学と進んで、就職をして、恋愛をしたり、結婚をしたり、出産をしたりもするかもしれない。そのときに、自分がアトピーであることを言い訳にしてほしくないんです。

アトピーだから……って何かを諦めるようなことは絶対にしてほしくない。

だから、私は、将来、長女と次女が就職して自立した後も、自分の肌と向き合って、湿疹が出たら食事を見直して、運動量を増やして、自分自身できちんとアトピーを治せるようにしてもらいたい(そして、いつか子どもを産んだとき、その子どもがアトピーだったとしても、きちんと食事を見直して、キレイに治してあげてほしい)。

そう思って、日々、食事を作ったり、口うるさく食事について話したりしています(あーもうわかったよ!とキレられることも多々ありますが(^-^;)

あわわ。何だか生意気なこと言ってすみませんんん~。

Aさんは、まだ食事の見直しをされていらっしゃらないかもしれませんが……一度、よいしょっ!と重い腰を上げて、思いきって食事を変えてみませんか?

変わりますよ、体。食事が変われば、体も変わります。

私自身も、娘たちと同じ食事を食べるようになってから、花粉症が軽くなったり、右手の親指と中指に出てた主婦手湿疹が全然出なくなったりと食事で確実に肌が変わることを実感しています。

ブログを読んでくださってる方からメールをいただくこともあるんですが、食事を変えたらアトピーがよくなった!という方も大勢いらっしゃるんですよ(さえさーん、2度目のメールありがとうございます!)。

ただ、どちらが正解ということはないと思います。

人生の選択肢って本当にたくさんあって、自分が自分らしく生きられるほうを選べばいいんだと思うんです。

何かが欲しいと思ったら、努力は必要

この間、吉高由里子ちゃん主演のドラマ『東京タラレバ娘』(アラサー女子が仕事に恋に奮闘するドラマです!)を見てたら、こんなセリフがありました。

つまんない男と結婚したよねって同級生をあわれんで、合コンとか婚活に一生懸命な子たちをバカにして。

でも結果、あゆみはママになったし、ちえちゃんも結婚した。

それに比べて、私たちは、ずーっとベンチにいただけ。

いつも試合には参加しないで、みんなががんばって戦ってるのをベンチの中から見物して、偉そうなことばっかり言ってただけ。

まずは、バッターボックスに立たないと始まらないんだから。

これ、恋愛とか婚活の話だけではなくて、人生全般にいえることなんじゃないかなぁと。

受験で○○大学に合格したいとか、ダイエットで〇kgやせたいとか何でもいいんですが「何かが欲しい」と思ったら、その「何か」を手に入れるためには、やっぱりある程度、努力が必要だと思うんです。

成績のいい同級生を遠くから見て、ガリ勉だとか自分にはできないとか言ってるだけじゃ、いつまでたっても成績は伸びないですよね。

それよりも「偏差値○○上げたい!」って少しでも勉強時間を増やして努力すれば、いつかは目標に近づくこともできるわけで。

そういう努力って、自分の中にポジティブなイメージを残してくれますよね。私だって、やればできるんだ、って。

アトピーも同じなんじゃないでしょうか。

ステロイド剤を塗ってもちっとも治らなくて、何かほかにもっといい薬はないかと探し回って、いつ治るんだろう…ってグルグル悩んで、人の視線が痛いと気にして、肌のキレイな人をうらやむくらいだったら、多少辛くても(最初どれだけ辛くても、アトピーがじょじょに治ってくるのでモチベーションは保てると思います!)食事の改善と運動を始めてみたらいいんですよ。

やる前から諦めてしまって、「食事変えるの辛そう~」なんて言ってたら何も変わらないです。

……なんて偉そうなこと言ってますが、私も娘たちもしょっちゅう油断して食べ過ぎて、あれこれ症状出ては慌てて食事を見直す……の繰り返しなんですが(^-^;

私の姉も、学生時代からアトピーで、OLになってからアトピー大爆発。ステロイド剤も使っていましたし、お風呂は毎日朝晩の2回、保湿剤を体中に塗りたくってました。

肌は浅黒く、大きなフケが髪についていて抜け毛もひどく、おでこやフェイスラインが赤く腫れて、眉毛が抜けて、いつもどこかしらボリボリボリボリ掻いてました。

部屋の床には、抜け毛と、白い皮膚の剥がれ落ちたものが、あちこちに落ちてましたよ。アトピーの症状がひどいときは会社を休んだりもしていました。

でも、何年もかけて食事を見直して、運動をして(スポーツクラブに通って5kgやせました)、外食はもっぱらヴィーガンレストランにして……今ではすっかりアトピーがよくなりました。

たまに、ママ友とのランチでお肉を食べると頬にボコボコした湿疹が出ると嘆いていましたが、アトピーの症状自体はほとんど出ていないそうです。

姉とランチをすると、昔はひっきりなしにボリボリ掻いてたけど、今はまったく掻かなくなったなぁと思います。色素沈着はまだ少し残っているものの、お化粧も普通にしてますし!(特に敏感肌用とかではなく、デパ―トで普通に売ってる化粧品を使ってます)

私の親友も、一時は入院するほどアトピーがひどかったですが、食事の改善を始めて2年以上経過した今ではかなりよくなり、「毎年冬になると調子が悪かったけど、今年は大丈夫」と言っています。

「毎日2個食べてたヨーグルトをやめたら、明らかに首の後ろのジュクジュクがよくなって、食べ物でアトピーが治るんだ、って実感したよ!」と。

このブログを見に来てくださってる方の中には、アトピーは治したいんだけどそこまで食事制限するのは嫌だなぁと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、まずはムリなく自分のできる範囲でやってみればいいと思います。

いきなり、チキンエキスの入ったドレッシングもやめるとか、コンソメだしは使わないとか細かいことまで考えるのは面倒かもしれないので。あくまでも、自分のできる範囲で。

野菜ジュース作ったり、青汁買って飲んだりするのも大変だったら、とりあえずコンビニの野菜ジュースでもいいですよね。

まず最初の1~2日はプチ断食する。次の一週間は、肉ではなく魚を選ぶ。洋食ではなく、和食にする。いつもよりは少食にする。

面倒だったら、一週間、鍋にしてもいいと思います。野菜を適当に入れて、たんぱく質として油揚げとかタラとか少しだけ入れて、ポン酢で食べれば十分おいしいですよね。

あとは、ウォーキング。いつもより多めに歩くようにするとか、少し意識するだけでもいいと思います。

まずはダイエット感覚で! 体の中にたまっている脂肪を落とす、そのためにダイエットするんだ、と思えば、それほど苦にならないのでは?

わわわ、またしても長くなってしまった……。熱く語ってしまってすみません(ちょっと口うるさかったですかね!?)。

そういうわけで、私は日々、こんなことを思いながら、娘たちの食事を作っていますよ、というAさんへのお返事でした。

アトピーを治すのって、一筋縄ではいきませんが……自然治癒を目指すなら、まずは食事の改善から!!

今週も、食事の改善がんばりましょーねっ♪ ではでは、また次回~。

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