質問への回答・メッセージ

ご質問のお返事@ご主人とのアトピー治療に対する考え方の違いに悩むKさんへ

更新日:

またまたご無沙汰しておりますが……、皆さま、お肌の調子はいかがですか?

今回は、小3(もうすぐ9歳)の息子さんのアトピーに悩むKさんから、「旦那さまに、飛んで行け!の会の考え方をどのように理解してもらいましたか?」というご質問をいただきましたので、そのお返事を。

Kさん、いつもブログを見ていただき、ありがとうございます!!



Kさんの息子さんのアトピーについて

まずはKさんの息子さんのアトピーについて。

一年間ステロイドを使った後に、意を決して脱ステ

Kさんの息子さんは、乾燥肌気味で、5歳のときにアトピーを発症したとのこと。一年間、皮膚科に通ってステロイドを中心とした治療を行ったものの、いつまでたっても治らず……。意を決して、入学前の冬から春にかけて、ヴェレダ カレンドラケアクリームヴェレダ カレンドラ ベビーバーム (おむつまわり用クリーム)などを使いながら脱ステ。

脱ステ後の夏(7~8歳?)は、肌荒れはおさまっていたものの、とびひや手足口病、慢性鼻炎などになっていた、と。そして今年の7月から汗疹が悪化して、アトピーが復活。

食事に関しては、夏休み前から3週間がんばりモードに(肉類、卵、油、乳製品、砂糖は徹底的に除去。えごま油は別に摂取)して、一旦はキレイになったものの、厳しい食事制限に息切れして、今はゆるモードに。

給食は特に除去などはしておらず普通に食べているため、家では肉抜き。スイミング(週1)のあるときや週末に鶏むね肉を食べる程度。

何度か噴き出しがあり、今の肌の状態は、首まわり、ひじの内側が赤いボツボツとザラザラ。肩まわり、背中からおしり辺りはかさぶたになってきたけれど、まだザラザラ。汗をかくと痒そうでポリポリ掻いている、とのこと。

教えていただいたアトピーの経過については、こんな感じでしょうか?

まだ出すべきものが出しきれていない状態

ステロイドを一年間使い続けていた、とのことなので、体内には余分な栄養素(症状からすると、動物性脂肪が多い?)が、まだたくさんたまっているんだろうなぁと思います。

慢性鼻炎などの症状も排出のひとつなので、アトピーが出ていなかったときも、かわりに鼻から症状が出ていたのかもしれませんね。

我が家の場合も、アトピー以外に色々な症状が出ましたよ~。長女は、外耳炎・中耳炎・とびひ(のような膿)・鼻炎、次女はゼーゼーしたアトピー咳・じんましん・おねしょなどなど。こうした症状が食べ過ぎと関係があるなんて、『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』を読まなければわからなかったなぁと思います。

関連記事:
中耳炎や喘息も食べ過ぎが原因!? 食べ過ぎで起こるアトピー以外の症状
子どものおねしょの原因って何? 夜尿症とアトピーの関係

食事の改善は、無理のない範囲で長く続けていこう

で、Kさんの息子さんのアトピーなんですが……。3週間がんばりモードにして一旦ツルツルになったとのことなので、やっぱり食事の改善が、アトピーを治す一番の近道なんだと思います。

子どもの場合は代謝もいいですし、しっかりやれば治りも早いです。(とはいえ動物性脂肪過剰型の場合は、噴き出しがしつこいですが……)

でも、ここで問題になるのが給食。給食ねー、ほんと悩みますよね。

次女の場合は、乳製品は都内の小児科(家から1時間もかかる……)で診断書を書いていただいているので除去対応してもらっていますが、肉は毎日のように出るので(おかずだけではなく、スープやけんちん汁など汁物にも肉ががっつり入っている)、どうしても肌に影響が出ます。

今は、顔がカサカサしやすい、右目の斜め下あたりがうっすら赤くなることがある、腕の関節の内側に少し湿疹が出ている、たまにひざ裏が痒い、という感じです。それほど目立った症状は出ていませんが、ツルツルというわけではありません。

いっそのことお弁当にしてしまえばツルツル肌になると思うんですが、子どもにとって皆と同じ給食を食べられないというのは辛いことだと思うので(1年生のときにおかずを持っていったことがありましたが、どうしても恥ずかしくて残してきてしまうので1ヶ月でやめました)、今はとりあえずパン(生協の宅配パルシステムの乳製品不使用パン)だけは持たせて、あとは自分で考えておかずを残す、という方向でやっています。

関連記事:
早くアトピーを治したい! 給食の代替食を持っていく選択
【ご報告】ひざ裏のアトピーの湿疹が治りました

次女の場合、腕の関節も、ひざ裏も、去年ひどくなったときにがんばりモードにして一旦治してしまったので、体内の余分な栄養素は、今食べている給食の分だけなんだと思います。だから、給食で多少入ってきてしまっても、そこまでひどくならないのではないかと。

でも、Kさんの息子さんの場合、ステロイドを一年間使っていたとのことなので、まだ体内に余分な栄養素がたくさんたまっている状態なのではないでしょうか。この状態で、食事をゆるモードにしてしまうと、体にたまっている分+新しく入ってくる分で、なかなかアトピーがよくならないんですよね。

コップの水=体内の余分な栄養素としてイメージすると、下のイラストのような感じです! 左のコップのように水がいっぱいの状態だと、給食で少し肉や乳製品を摂っただけでもコップの水があふれて、すぐに湿疹が出てしまいます。Kさんの息子さんも、今はまだ左のコップの状態なのかなと……。
%e3%82%b3%e3%83%83%e3%83%971

なので、本気でアトピーを治したいと思ったら、やっぱり食事の改善をがんばりモードできっちりやって、右のコップのように体内に余った余分な栄養素を徹底的に減らす必要があるんです。

本当は、Kさんの息子さんにも3週間とはいわず、あと3ヶ月くらいはがんばりモードを続けてほしいんですが……。(3ヶ月がんばりモードを続けると治る「兆し」のようなものが見えてきます)そうはいっても難しいですよね。うちの長女だって、もっと納豆食べたい!とかキレたりしましたし(^-^;

食事の改善もあまりキツくやりすぎると長続きしないと思うので、「できる範囲でがんばりモードにする」くらいのやり方のほうがKさんにも息子さんにも精神的な負担は少ないのかなと思います。(ただし、これだと治りが遅い……)

私からの提案としては、

・今の状況がこれ以上悪くならないよう、家ではなるべくがんばりモードにする(基本的には肉・乳製品を控える。水泳の日もできれば肉はナシ。体内の余分な栄養素を減らすチャンスなので)

・給食は「これは食べてもOK」「これは残す」などの線引きをハッキリさせる(親子で献立表をチェックする)

・給食を食べている分、ある程度アトピーの症状が出てしまうのは仕方がないので、そこは許容する(Kさんの旦那さまにも、なるべく「掻くな!」と言わないようにしてもらいたいですが……難しいですよね……)

・動物性脂肪の噴き出しはしつこいと覚悟して、治りが悪くても焦らないようにする(これまた難しいですが……)

このあたりを心がけていただけたらいいのではないかと。ただ、息子さんが3週間、食事をがんばりモードにしたらストレスでキレやすくなってしまったとのことなので、あまりキツキツにやりすぎず、臨機応変に!

我が家では、毎月、給食の献立表をコピーして肉の入っているメニューにチェックを入れ、残すおかずについて次女と話し合っています(次女は食いしん坊なので食べ物の話は大好き)。

▼給食の献立表をコピーして1日ごとに切り取ったもの。給食袋に入れて持たせています。次女はこれを見て、その日に残すおかずが何なのか把握しています。
fullsizerender

アトピー治療に対する旦那さんとの意見の相違について

ということで、ここからがKさんへの返事の本題です。

Kさんは、旦那さまからアトピーについての理解が得られなくて困っている、とのこと。いや~、これはほんと参っちゃいますよね……。

我が家の夫も、アトピーに対して全くの無知というか、ステロイド剤の副作用とか何も知らない(そして調べる気もない)レベルの困ったさんでして、「皮膚科で薬をもらってくれば治る」と信じているんですよ。

心の中で「バッカじゃないの!!!!!!」と何度思ったことか(^-^; 鬼嫁ですね、すみませんんん。

男性の場合、生理があるわけでもないですし、妊娠・出産・授乳などを通じて体の変化を感じる機会もないので、どうしても「体は食べたものでできている」ということを実感しにくいんですよね……。

我が家は、8年前、長女のアトピーがひどかったとき(幼稚園年中の12月から年長の6月にかけての半年間)は、夫婦仲が冷え冷え~でした。ステロイド剤を使う使わないで言い争いになって、離婚してやる!って思ったこともあったような。当時は、夫に対して憎しみのような感情も持っていたかも……。我ながらコワイ。

私が「薬を塗ってもアトピーは治らない」といくら言っても夫は聞く耳を持たず……。夫は夫で「どうして薬を塗らないんだ」としつこく言っていました。

「長女のアトピーを治してあげたい」と思う気持ちは同じなのに、その方法が違うので、どこまでいっても平行線。当時の私は頑固だったので、絶対皮膚科になんか行かない!薬は塗らない!と泣きながら言っていました。

で、お互い納得できないまま、年長の6月頃から長女のアトピーがよくなっていったので、そのままうやむやに……。

でも、次女が3歳になってアトピーを発症したときは、私のほうが折れたというか夫の言い分を飲んで、「小児科に行く」「薬(実際はワセリン)をもらう」「薬を塗る(実際は塗ったふりをする)」ようにしました。(夫があまりにも口うるさいので、突っぱねるのが面倒くさくなったのもありますが)

で、お風呂上がりに洗面所で、「薬塗ろうね~」ってワセリンの入った入れ物を次女に見せたりして、小芝居してました。薬塗った?って夫に聞かれたら、塗ったよ~♪って感じで。

長女のアトピーを治した経験から、次女のアトピーも絶対に食事の改善で治ると信じていたので、できたことかもしれません。治ったときには、ほらね?薬なんていらないでしょ?って心の中で思ってました。ありゃ。性格悪いかな(^-^;

他人に変わってもらうことを期待するより、自分を変えたほうが早い

私は「人は簡単には変わらない」と思っているので、夫にアトピーのことを理解してもらうことは諦めています。「飛んで行け!の会」の考え方も、夫には話していません。説明しても「またナゾなこと言ってる」と言われるだけで、理解してもらえないので……。

リビングの私の仕事場に『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』が置いてあるので、夫もこの本の存在自体は何となく知っているかもしれませんが、目を通したことはないです。(仕事関係の美容本もたくさん置いてあるので、そのうちの一冊だと思っているかも……)

それから、夫は次女が給食の乳製品を除去対応してることも知りません。除去対応のために都内の小児科に診断書をもらいに行ってることも、特に言ってないです。アトピーがひどくなるから牛乳は飲んでないよ~とだけ軽く言ってありますが。

動物性原料や添加物に関しても、長女や次女の食べるものについてはチェックするものの、夫の食べるものに対しては完全スルー。夫が買いたいと言うものはそのまま買ってます。(夫は最近、焼酎を飲むときに「よっちゃんいか」を食べることにハマっていて、毎日のように食べてるYO! あれって添加物てんこ盛り……)

夫の前では、なるべく普通の妻を演じるというか、あまり食事に関して気にしているそぶりを見せないようにしています。夫は「普通が一番」と考えている人なので。

私は、長女が2歳の頃(11年前)、わりとどっぷりマクロビオティックにハマったことがありまして。その当時はまだ今ほどマクロビオティックという言葉が浸透しておらず、夫も何それ宗教?って感じでした(^-^; (このあたりも、Kさんの旦那さまと考え方が似てますね。あまりにも食事に気を遣いすぎると、宗教のように見えてしまうんでしょうか……)

オーガニックの野菜にオーガニックの調味料。添加物は敵。おやつは米飴や玄米甘酒で手作り。マクロビオティックのレシピ本を買いこみ、なるべく夫の食事もマクロビオティックに近いものに(肉を大幅に減らす)。食事は電子レンジを使わずに蒸し器で温め直す。洗濯洗剤も無添加石けんにして、ホメオパシーのレメディーも購入……などなど今思うとがんばってましたね~。

今はもうここまではやっていません。多分、夫の言う「普通」にもっと近くなりました。なんでだろう?って考えたときに、そこまで極端にならなくても、アトピーが治ったからかなと。

あとはやっぱりね、ちょっと無理してた部分があったんですね。もちろん今でもマクロビオティックって素晴らしい!と思っていますし、奥津典子さんの考え方もすごく好きで時々本を読み返したりもするんですけど、子どもたちが大きくなるにつれて、あまりにもそれに縛られすぎると子育てがちょっと窮屈になっちゃうなぁと思ったので。私は私のやれる範囲でやっていこうと思ったら、肩の力が抜けました。

添加物が少しくらい入ってても、友達同士で楽しく食べてるならいいか!とかね。臨機応変にやってます(つまり適当)。

マクロビオティックにハマっていたときは食費もすごかったですし、夫に夕飯のおかずのことでものすごく文句を言われたりもしたんですが、私が徐々に普通(?)の生活に戻っていくにつれて、夫の文句も減りました。

今では、夫が肉を食べるのも全然OK(ふるさと納税で国産和牛2kg購入してました。全部、夫が食べるそう(^-^;)。夫の意見も、聞き入れられるものは、聞き入れるようにしています。洗濯洗剤とか柔軟剤とかもリクエストがあればドラッグストアで購入したり。夫婦関係において、相手の意見を尊重する、受け入れるって大事かなぁと。

あ、シャンプーとリンスだけは夫が自分で買ってきているので、別々です。そういえば、最近購入したノンシリコンシャンプー凛恋(rinRen)、めっちゃ髪サラサラになります!

関連記事:【経過報告まとめ】手首のアトピーがすっかり治ったよ!

でも、この生活ももう10年以上たつので、夫も自然に慣れた(?)のか、今では私がお出かけついでに「ナチュラルハウスに行く~」と言っても、何も言わなくなりました。ちょっとずつお互い歩み寄っている部分はあると思うので、ある程度は時が解決するのかも!?

それから、うちの夫も娘たちに「掻くなよ!」って言うんですが、娘たちは「うん」って素直に答えてます(それが一番)。後で娘たちには「パパもアトピーのこと心配なんだよ。でもアトピーについて詳しく知らないから、ついああいう言い方になっちゃうんだよ」ってフォローしてます。(心の中で「夫め~!いちいちうるせーな!」って思っているのは、ここだけのヒミツ)

こんな感じなので、あまりいいアドバイスができないのですが……すみません。

Kさんが息子さんのことを思って、色々と食事に気を遣っているのは、本当に素晴らしいことだと思いますし、きっとこの調子でがんばっていけば、アトピーも少しずつ治っていくと思います。

ただ、自然治癒はどうしても時間がかかるので、焦らず、なるべく前向きに「アトピーは治る」と信じて、やっていっていただけたらなと。

食べ物が変われば、絶対に体は変わります。大丈夫。長女の手首のアトピーだって、ようやく治ったんですから。(長かったよー)

あとは、旦那さまの意見も、受け入れられるところは受け入れてあげてくださいね。夫婦といえども他人なので、やっぱりある程度は譲歩するのも大事なことだと思います。私は夫に「俺の意見を全然聞いてくれない」と言われたことがあって反省しました(^-^; (そんなことないと思うんですけど……やっぱり私、鬼嫁なのか!?)

でも、Kさんも我慢しすぎるとストレスがたまってしまうので、身近にアトピーのことを話せる人がいたら、ぜひぜひぶちまけちゃってくださいね。私は姉に、夫の愚痴をよく聞いてもらっています!(姉は、超毒舌&ノリノリで話を聞いてくれるので、愚痴ってても面白くて、最後は笑ってしまう)

もちろんKさんのおっしゃるように夫婦で協力し合って子どものアトピーに向き合えたらそれが一番なんですが、夫婦だからといってすべての価値観がぴったり合うわけでもないですし……。夫婦の形は、それぞれかなぁと。今では我が家も、仲良しですよー。

・・・・・・と夫の愚痴を含め色々と書いてしまいましたが、夫の仕事への取り組み方などは私もかなり尊敬していて、長女の中学受験の勉強を見てもらっているときもすごく頼り甲斐があったので、欲をいえばキリがないのかな?と。

ひゃ~、久々に長くなってしまいました。そんなわけで、夫のことを特に説得していないのでうまくアドバイスができないのですが……こんなお返事で大丈夫でしょうか? お互い食事の改善、がんばりましょうね!

ではでは、また次回お会いしましょう~♪

-質問への回答・メッセージ

Copyright© カラダMEMO , 2018 AllRights Reserved.